うつ病で布団から起きられない方へ
うつ病になると、
ベッドや布団から起き上がれず、
動けない状態になったりします。
生活するためにできる事を紹介します。
トイレ
動ける時にトイレに行く
動ける時間がある時は
できるだけその時間にトイレに行きます。
水で流すのを忘れないようにしましょう。
部屋でトイレをする
介護用のトイレや、渋滞用の簡易トイレなど
利用できる物は何でも利用します。
においが漏れにくいビニール袋が
あると便利です。
吸水ポリマーは尿を吸収するだけでなく
歯みがきで出た水を吸収するのにも
役立ちます。
食事・飲料
缶詰やゼリーなど食べやすく腐りにくい食べ物を
用意します。
栄養補助食品を食べておくと
「栄養バランスは何とかなっている」
という、ちょっとした
心の安定につながります。
飲料はペットボトルや缶入りの物を
近くに置いておくと安心です。
飲料や薬を飲む、歯みがきなどに
必要なお水もあると便利です。
ペットボトルの水を買っても良いですし、
水道水を空き容器に入れておいて
使うのも節約になって良いと思います。
歯みがき
洗面所に行けないと思うので
部屋で行います。
少量の水で行う方法や、
飲み込んでも安全な歯みがき粉で磨くなど
部屋でも歯みがきする方法はあります。
磨く動作ができない時は、
・歯みがきガムを噛む
・歯みがきシートで拭く
・洗口液で口をゆすぐ
などの方法があります。
洗顔やお風呂
洗顔やお風呂は大変で無理なので
ウェットシートや洗顔シートで
体を拭きます。
お風呂に入れた時は、
短い時間で全部が洗えるように
オールインワンシャンプーや
オールインワンソープを使うと
短時間で体をサッと洗うことができます。
歯ブラシをお風呂場に置いておくと
シャワーの間にざっと磨くこともできます。
ごみを袋に入れる
部屋で出たごみを
捨てに行くのは大変なので
部屋にたまると思います。
大きめのビニール袋に
ごみの種類ごとに入れておくと
後で処分する時に楽です。
ペットボトルや缶、燃えるごみを
混ぜて1つのビニールに入れていると
後で分別が大変になります。
種類ごとにビニールに入れる元気がない時は、
何となくでも良いので
部屋のスペースで置くごみの種類を分けておくと
良いと思います。
(ペットボトルは枕の方、缶は机の上など)
動ける時間にしておくと便利な事
・トイレ
・飲み水の確保
・食料の確保
・ごみ(特に臭いがするもの)の処分
・通販やネットスーパーで買い物
余力があれば
・身だしなみ(髪をとかす、ひげそり、爪切りなど)
・洗濯や寝具を取り替える
・入浴
・日光浴や窓を開ける
などを行うのがおすすめです。
布団の上でできることをして
生活しましょう
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